
ロボット小屋裏収納【AOTENJO】
家を小さく。収納を大きく。
「運ぶ・しまう」を自動化するAOTENJO
フィジカルAIで、住宅の収納設計を変える。

収納を増やすために、家を大きくするのではなく、むしろコンパクトにする。
AOTENJOは、ロボットが荷物を運び、収納することで、人には使いにくい小屋裏の奥行や高さも活用できるロボット小屋裏収納です。住宅の余剰空間を収納力に変えることで、住宅をコンパクトにしながら、収納力を高めます。
AOTENJOは、フィジカルAIを活用する「フィジカルスマートホーム™」の第2弾デバイスです。
小屋裏収納を、もっと効率的に。

従来の小屋裏収納は、人が荷物を運び、出し入れすることを前提に設計されてきました。
しかし、屋根勾配によって奥ほど天井が低くなるため、奥の荷物を取り出しにくく、空間を十分に活用できないといった課題もあります。
AOTENJOは、この前提を変えるシステムです。
ロボットが荷物を運び、収納することで、人が立ち入りにくい屋根勾配の奥まで収納スペースとして活用できます。
人が使いにくい空間を、ロボットが使える収納空間へ。
住宅を大きくするのではなく、既存の空間を最大限に活用する。それが、AOTENJOの考え方です。
なぜ、奥行と高さを使い切れるのか。

通路を小さく。収納スペースを大きく。
AOTENJOのロボット通路幅は600mm。
人が通るためのスペースとしては狭い通路も、ロボットは問題なく走行できます。人が通るためのスペースを抑え、収納に使える空間を広げます。
奥にしまった荷物も、取り出しやすく。
奥にある荷物を取り出す際は、手前の荷物を順次移動させながら取り出します。手前の荷物を避けるための余分なスペースを確保する必要がなく、奥まで効率的に活用できます。
高さを生かして、収納量を増やす。
専用パケット(収納用の箱)を積み重ねることで、天井近くまで収納スペースとして活用できます。
また、クリスマスツリーなど、使用する時期が決まっている荷物は、必要な時期に合わせて手前へ移動させることを想定しています。
通路を小さく。奥まで使い切る。高さも使い切る。
人が使うことを前提とした収納から、ロボットが空間を効率的に活用する収納へ。
衣替えの手間を減らす。

コートは、ハンガーにかけたまま。
衣類を一着ずつ出し入れするのではなく、ハンガーにかけたまま小屋裏に保管することを想定しています。
季節の変わり目に衣類をまとめて入れ替える手間を減らし、クローゼットの収納スペースを有効活用できます。
さらに将来的には、翌日の天気や気温に応じて必要な衣類を手前へ移動させるなど、日々の気候に合わせた衣類管理を目指しています。
衣替えを、季節ごとの作業から、日々の暮らしに合わせた収納へ。
今後は、クローゼット内の衣類をまとめて入れ替える仕組みや、クリーニングサービスとの連携など、衣類管理のさらなる自動化も構想しています。
大切なものを、必要なときに取り出せる。

思い出の品も、捨てずにしまう。
保管書類、子どもの絵や工作、記念品など、使用頻度は低くても保管しておきたいものは少なくありません。
しかし、収納スペースには限りがあり、奥にしまったものほど取り出しにくくなります。
AOTENJOは、ロボットによる荷物の運搬・収納に加え、収納した荷物の情報をもとに、必要なものを取り出せる仕組みを目指しています。
収納場所を意識することなく、必要なものにアクセスできる。人が使いにくい小屋裏の奥まで活用することで、保管スペースの確保と取り出しやすさの両立を目指します。
大型の荷物も、ロボットに預ける。

スーツケースやゴルフバッグなど、使用頻度の低い大型の荷物。
AOTENJOでは、専用エレベーターで荷物を小屋裏へ運び、ロボットが収納する仕組みを想定しています。
人が小屋裏まで荷物を運び、奥にしまう必要がなく、普段の生活空間を圧迫せずに保管できます。
家は小さくなるのに、収納量は増える。
AOTENJOは、収納のために住宅を大きくするという従来の発想を変え、限られた空間を有効活用することで、住宅の収納力を高めます。

1坪の小屋裏に、どれだけ収納できるか。
天井高1.4mの小屋裏を想定した収納量の目安です。
| 収納対象 | 想定する重量 | 1坪あたりの収納量 |
|---|---|---|
| 310mm角の収納物 (2Lペットボトル×6本相当) | 最大15kg | 64個 |
| 機内持ち込み最大サイズのスーツケース | 最大30kg | 16個 |
| 大型荷物(ゴルフバッグを想定) | 最大50kg | 8個 |
※上記は想定値です。最大重量は、パケットおよびロボットが対応する最大重量を示します。実際の収納量は、収納物の寸法や重量、空間構成などによって異なります。
※想定する収納物の重量を考慮した建物設計が必要です。特に、書庫として採用する場合は、書籍の重量に十分注意してください。
※備蓄水などの重量物を収納する場合は、重量物の収納に適したロボット床下収納「ENNOSHITA350」の採用をご検討ください。
新築住宅の設計段階から、AOTENJO対応へ。
AOTENJOは現在開発中ですが、住宅側の主な要件は整理されています。
そのため、システムの完成を待たずに、新築住宅の商品企画・設計段階から、AOTENJOの導入を見据えた計画を進めることが可能です。住宅の設計段階からロボットが使う空間を確保することで、将来の実装を見据えた住宅づくりにつながります。
これからの住宅に、ロボットが使う空間を。
住宅デバイス共創機構では、AOTENJOの先行実装に向けて、対応住宅の設計・建築に取り組む住宅事業者を募集しています。

住宅側の主な要件
AOTENJOの導入には、ロボットが安全かつ効率的に移動・収納できる空間設計が必要です。
| 項目 | 主な要件 |
|---|---|
| 対象空間 | 小屋裏収納・ロフトなど ※空き家活用にも応用可 |
| 天井高 | 700~1,400mm(ロボット移動範囲) |
| ロボット走路 | 段差がなく、幅600mm以上 |
| 収納部 | 最小パケット設置寸法450mm角 |
| 出入口 | 人の立ち入りを限定できる構造。入口は一カ所を想定 |
| 住宅への導入 | 新築を中心に、リノベーション・後付けも検討可能 |
※上記は住宅側の主な要件です。具体的な対応可否は、空間構成・構造・設置条件などを踏まえて確認します。
ロボット小屋裏収納AOTENJO対応住宅をつくるには。
AOTENJO対応住宅の設計・建築を始めるには、次の手続きが必要です。
- 住宅デバイス共創機構の会員(認定パートナー)になる
- 所定の講習を受講する
- 設計段階で、自社が事業者認定を行う
会員ビルダーは、自社で認定を行い、認定費用を独自に設定できます。認定に伴う機構への支払いはありません。
※「フィジカルスマートホーム」は、商標登録出願中です。